FRK(不動産流通経営協会)がYahoo不動産への情報提供を12月10日で取りやめ

FDJ不動産ニュース

不動産業界の一斉反発の狼煙になるか

なんと、大手連合とも言われるFRK(不動産流通経営協会)がYahoo不動産への情報提供を12月10日で取りやめることになった、と産経ニュースが報じています。

産経ニュース:ヤフーへ不動産情報提供しません 業界が取りやめ決定、ソニー不動産との提携に反発

大手不動産情報サイトを運営するヤフーが、中古物件流通促進に向けてソニー不動産と業務・資本提携したことが不動産業界に波紋を広げている。大手業界団体が「不動産情報サイトの中立性を損ねる」として反発。12月にヤフーへの情報提供を取りやめることを決めた。 >>仔細はこちら

「ヤフーによるソニー不動産への大型出資発表」、そして「売主直売型の不動産売却」を発表後、不動産業界ではヤフー不動産へ危惧が強まっており、タイミングを同じくしてのヤフー不動産掲載料値上げに伴い、一部では強い反発も出ています。

業界関係者の皆さんは既に十分ご存知のこととおもいますが、SNS等々・クローズドの場などでもヤフーへの反発や批判はよく眼にし耳にするところでもありました。

ネット企業の不動産実業参入は、国交省によるネット取引の検討会のころより危惧されておりました。具現化は重説のネット取引実証実験後と目されておりましたが、すでにネット企業のリブセンスが不動産仲介業への参入を表明しシステムを先行させています。

また、不動産のネット取引を強力に推している新経済連盟はネット企業が主体となる団体であり、今後、不動産のネット取引開始後にはさらに多くのネット企業が実業に参入することが予想されます。

それらの動きに対抗して先手を打ったのがヤフーとソニー不動産の資本提携ならびにサービス実施(予定)でしょう。

中小零細事業者がひしめく不動産仲介業において、広告媒体たる不動産ポータルサイトが、業者から物件情報をあつめながらそれを自社の不動産実業に利用するというのは、例えるならば、これから殺すものに自分の墓を掘らせるような行為であり、業界の反発を一斉に招くのは必定です。

個別の中小不動産業者、ならびにその団体である各団体が有効な手立てを出せない中で、ヤフー不動産への物件提供停止の判断をとったFRKの今回の決断は、今後の不動産業の未来に一石を投じた形になるようにも思えます。

本件の今後に注目です。

 

なお、提携は99年の様子。16年もの長い付き合いがあったのですね。
時間の経つのは早いものです。あのころ君は若かった
http://www.fdj.com/jf-news/9901.html

 

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