当該自治体の議員さんたちの考える民泊問題。
ゆれる民泊問題ですが、先の検討会でも賛否両論の激論が報じられています。
そんな中ですが、全国に先駆け条例を可決させた大田区の議員さんもブログで声を上げていますので、ご紹介したいと思います。
大田区議会議員 奈須りえ議員
マンション管理組合は、宿泊者に対して、どこまで住環境を守る「お願い」ができるでしょうか。
すでに、デベロッパーの中には、民泊禁止マンションを売ると言いはじめているところがあります。
ここを心配しているのでしょう。
ごみの量が増える、駐輪台数が増える、使う水の量が増えれば下水の量も増える、、、、。人口が一極に集中的に増えれば地域住環境に影響するのは当然です。
民泊は、これまで、開発指導要綱やまちづくり条例で守ってきた大田区の都市計画の抜け道を与えることになり、維持してきたまちなみを悪化させる要因になるでしょう。
一方で、まちづくり条例で規制しながら、民泊条例でそれをなし崩しにしてまちをスラム化させる心配があるのです。
反対派ということでしょうか。区民の住環境を心配しています。近くに民泊地帯ともいっていい人気地域の現状があり、民泊宿泊者がもたらすトラブルの声もさまざまにはいってきているでしょうから、さもありなん、という感じでしょうか。
同じく大田区議会議員の岡高志議員のブログでは…
せっかく、民泊によって、急増する訪日外国人観光客の宿泊需要への対応、空き家の有効活用などの要請に応えるとするのですから、
スムーズに民泊が大田区でスタートできるように、引き続き意見してまいります。実際に民泊事業を検討されていらっしゃる方などで、ご意見などありましたら、ご遠慮なくおしらせくださいませ。
ちょっと、論旨あいまいな感じもしますが、どちらかといえば賛成派なのでしょうか。
維新の党のおぎの稔議員は民泊賛成の様子。大して共産党議員団はやっぱり反対の様子。
やっぱりゆれてますね。民泊問題。