
みなさまもうすでにご存知かと思いますが、顧客として訪れた芸能人の新居探しについて、女性社員がツイッターで詳細暴露した事件。
@amita_su
今日仕事で堀北真希と山本耕史夫婦接客した。
いきなりの出来事に手の震え止まらなかったw
そしてついツイートしちゃった!!!!@amita_su
@mika4124 35万の物件紹介したw
賃貸で探してるくさいw@amita_su
@mika4124 すっぴんマスクメガネで芸能人オーラ消してたからよくわからなかったけど、お小柄で可愛らしかったのは確か!!!旦那はかっこよかった!!
不動産FC大手のセンチュリー21の加盟店の女性社員がツイートし、話題となりました。
ネット上の反応を見ると「センチュリー21」という会社と勘違いも多いのですが、同社はフランチャイズのため、店舗の不動産会社自体は全て独立自営の会社です。
1月9日ごろより炎上がはじまりましたが、センチュリー21ならびに事件を起こした当該不動産会社からの公式コメントが長らく出ませんでしたが、1月14日になってようやくお詫びコメントが各サイトに掲載されています。
こうした炎上事件の場合、すぐにコメント発表也が行われるものですが、今回は少し遅きに失した感が否めません。
炎上日の9日・10日はどのニュースサイトもトップ扱いだったためブランディング的には大きなダメージとなる危機でしたが、その後にSMAP解散報道とスキー事故などが起こっため掻き消えた感があります。もしこれらビッグニュースがなければもっと責められていたかもしれません。
今回、流出もとの加盟会社の特定ならびに、情報流出をした女性社員の身元などの情報もすでに特定されネットに流出しています。(個人情報流出をさせた本人の情報もまたネットに流出し拡散されてしまう皮肉的な構図に。)
ネットの怖いところは、ずっとこの情報は残ってしまうところです。本誌では加盟会社は中小零細事業者なので会社名は記載しませんが、ネット上にはすでに出回っているため、会社名で検索された場合に今後もそういう情報が出てくると思われます。
昔社員が起こした炎上事件が、後々にも尾に引きます。お客様だけでなく取引先への信用などにも。
難しい時代になりました。小さい会社だからといって社員教育というか、社員への念押し、してはいけないことの徹底などをしておかないと、長く将来にわたって禍根を残し続けることになります。
ソーシャルメディアが主軸の昨今、経営者にはちょっと理解が難しい若者文化にもなってきています。
「社員教育をしない」はもはや経営リスクとさえいえる状況かもしれません。
小さな会社では費用面等のことなどもありますでしょうが、こうしたところから経営危機を招かぬよう、十分注意したいところです。