「物件ファン」、はてなが不動産サイトを始める

はてな 物件ファン 不動産

ネット企業「はてな」が”不思議な”不動産サイトをオープンしました。

その名も「物件ファン」。

実は、別方面より以前から「はてな」がポータルやるみたいよ?ってお話を聞いてはいました。
最近ではリブセンスやらほかのネット企業の不動産参入も顕著ですし、そんな感じのいわゆる普通の正攻法な不動産ポータルかとおもいましたらば、ちょっと様子が違う感じ。

雰囲気的には東京R不動産のような感じ?やっぱり広告分野ではなくてはてなも実業参入?とおもいまして、はてなに問い合わせしてしてみましたらば、創業者で会長の近藤さんより下記のようなご返答いただきました。

現在のところ、魅力的な物件をご紹介し、そのまま元の不動産サイトへ誘導している形ですので、ビジネスモデルは組み込んでおりません。

今後はユーザーさんのニーズなどにお応えしつつ、ビジネスモデルについても検討していきたいと思いますが、まずは読者の獲得を優先したいと考えております。

どうぞよろしくお願いします。

近藤さんのブログを拝見すると、ずっとウェブサービスをつくってきて、ふと振り返るとリアルの”生活”はウェブの発展のそれと比べてとり残されてるんじゃないか?もっと発展していいんじゃないか、もっとつながっていいんじゃないか、という思いが見て取れます。

この「物件ファン」、編集長は「間取りナイト」などを開催されている森川さんという方。
物件ファンのリリースによると、、、

物件ファンは、住む、住まない、買う、買わないなどに関わらず、「不動産物件を嗜むサイト」です。 必要な時にだけ見るタイプのサイトではなく、毎日でも見て楽しめる不動産情報エンターテーメントサイトという新しいカテゴリーです。 不動産サイトやリアルから見つけて来た不動産情報を、「ここが魅力的だよね!」「ここも楽しいよね!」と、時には噛み砕き、時には全く違う視点からご紹介します。

とのこと。

 

通常のメディアなら「はてなが不動産サイト始めました」くらいのご紹介ですが、業界紙としてもう少し掘り下げて評価してみたいとおもいます。

 

ざっくりと拝見しましたが、とてもいいサイトだと思います。PCでの見た目にやや違和感を感じますが、それもまた「はてな」らしいといいますか、ネットリテラシー高めの若いユーザーが好みそうです。このあたり不動産業とエンドユーザーの乖離をうまくついているとおもいます。(レスポンシブでありますし)

ただ、記事が玉石混合感が否めませんで、極度に文字数がすくないもの、テキトー感があふれでていることもあり、残念感もただよいます。とにかく数的拡大・認知知名度アクセスを集める上での戦略的展開かもしれませんが。

タイトルのつけ方などは興味を引くよい感じなんですけどね、、。このあたり、不動産会社さんにとっては自社サイト運用にとても参考になるのではないでしょうか。

これが、いち不動産会社のサイトならば、とてもよいサイトでしょうが、メディアとしてはやや残念なかんじでしょうか。まだサービスインしたばかりですからこれからでしょうけど。

「はてな」さんは京都、京都といえば町家など魅力的な物件は多数、そのあたりをもっと深堀りしたらおもしろくなるだろうに、とも感じました。

 

「おもしろい不動産」「くらしを楽しむ」は近藤さんおっしゃるようにたぶん実現できると思います。ネットの力で。

実際に従来にないおもしろい不動産サイト、不動産会社もずいぶんと出てきました。
本来は魅力のある物件が、杓子定規の「立地や間取り築年数」などで価格付けされ市場に出される。これを覆す動きがいま実際に起こっており、さらにはネットの発信力というパワーで状況も変わってきています。

だいたいにして、不動産などというものは1物件1部屋たりとも同じ物件はこの世に存在せず、住む人もまた1世帯しかないわけです。その人がその物件に関してどう思うかは人それぞれ。築年数が古くてもそれを味があると思う人はいますし、100人が古くていやだとおもっても1人が古くて味があるからその物件にしたい、と思えばそれでいいわけです。

駅近・新築が必ずしも優位な時代ではない。しかしながら、やはり人というのは情報に触れないと「わからない」わけですから、しっかりと「物件固有の魅力」を発信して、その他100人ではなく本命の1人に選んでもらう、そんな循環ができれば、「物件ファン」など魅力を発信するサイトも発展するんではなかろうか、とも感じました。

暮らしを楽しむ、「おもしろい」不動産メディアをめざしてがんばっていただきたいと思います。

>> はてな「物件ファン」はこちらから

 

 

 

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