サンフランシスコ市とAirbnb

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民泊サイトのAirbnb(エアビーアンドビー)がサンフランシス市条例に違反したホスト(宿主)の取り締まり強化に乗り出したとCnetが報じています。

サンフランシスコでは昨年より市・住民とAirbnb側でのやりとりが様々に報じられており、わが国とは対照的な様子がうかがえます。

宿泊仲介サイトのAirbnbは米国時間4月2日、サンフランシスコで複数の住宅を登録したホストの調査を進めており、「歓迎されない賃貸業者」を追放する予定であることを明かした

~CNET JAPAN「Airbnb、サンフランシスコ市条例に違反したホストなど取り締まりを強化」より引用

サンフランシスコ市では昨年11月に民泊についての住民投票が行われ、僅差で否決されています。この条例を否決させるためAirbnbは800万ドル(8.8億円)以上もの巨費をつぎ込んで運動しており批判を浴びています。目的遂行のためならば手段を選ばない感じでしょうか。

下記の記事によると、批判を浴びてなお、、、

Airbnbは、今回の勝利に対して「ホテル業界に対抗し、有権者がホームシェアリングの権利に立ち向かった結果。ホームシェアリングはコミュニティでありムーブメントでもある」とコメント。

サンフランシスコ市民、Airbnbなどの宿泊サービス規制に反対(GISMODO)

わが国だと厚顔無恥だと批判されることでしょう。
しかし、さすがに強すぎる世間の反発に対して、敵に回し続けるのをマズイと感じ始めたのか、今回条例違反のホストを追放する処置を実施する模様。

また、いままでAirbnbには苦情窓口などが設置されておらず、「そもそも文句を受け付けない」という方針であり、利用規約にあるとおり「条例順守等問題はホストのせい」で押し通す姿勢であったものが、このたび窓口を設置し、行政・警察などとも連携していく構えも見せています。

近隣住民からのクレーム窓口については、日本だけではなく近いうちに全世界のサービスに適用されるとのことです。

~Gigazine「民泊サービス「Airbnb」の宿主について近隣住民が苦情・コメントを入れられるように」より

民泊に関しては、わが国では訪日外国人を優先させ容認する構えがあります。規制緩和させる感があります。規制緩和といえば聞こえが良いですが、適法業者に対し無法業者を容認するという行き当たりばったり感が否めません。

旅館業法というのは旅行者に安全を提供するだけでなく、疫病の蔓延や都市防災なども勘案されてのことだと思いますが、ならば「国民の生命・安全・財産を守る」観点からも民泊にもなんらかの公共対策が課される必要があるのではないでしょうか。

 

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