2016 年上半期の住宅リフォーム市場規模は前年同期比 7.7%減

  • 2016/9/7
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住宅リフォーム市場の四半期別の市場トレンド推移

矢野経済研究所は、6日、住宅リフォーム市場の短期的な市場トレンド調査を実施した。

 2016 年第 1 四半期の住宅リフォーム市場規模は前年同期比 3.4%減

2016 年第 1 四半期(1~3 月)の住宅リフォーム市場規模は 1 兆 2,421 億円前年同期比で 3.4% 減と推計する(図 1 参照)。2014 年第 1 四半期は消費税増税前の駆け込み需要、2015 年第 1 四 半期はその反動減があり、過去 2カ年における第 1四半期は大きく市場が動いた時期であるが、 こうした影響を除くと、2016 年第 1 四半期はほぼ例年通りであると考える。

 2016 年第 2 四半期の住宅リフォーム市場規模は前年同期比 11.1%減
2016 年上半期の住宅リフォーム市場規模は前年同期比 7.7%減

2016 年第 2 四半期(4~6 月)の住宅リフォーム市場規模は 1 兆 4,247 億円前年同期比で 11.1% 減と推計する。また、2016 年上半期(1~6 月)の住宅リフォーム市場規模は 2 兆 6,668 億円(速報値)前年同期比で 7.7%減と推計する(図 1 参照)。

2016 年第 2 四半期は、ここ数年で最も低い市場規模となり、四半期ベースでは 2 期連続の前年同期比でマイナスとなっていることから、リフォーム市場の先行きが懸念される状況にある。
消費税増税が先送りされたことにより、期待されていた駆け込み需要までもが先送りとなっ てしまい、今年はリフォーム市場に特段、影響を与える要因のない「無風」の状況といえる。 そのため、リフォームに対する消費意欲を活発化させるような取り組みが業界全体で必要にな っているものと考える。

国土交通省の最近の傾向としては、インスペクションを活用した不動産中古物件の流通を促進させる構えです。先に発表された概算要求などでもそれらは盛り込まれています。
インスペクションで既存の不動産ストックを動かす、そこには当然ながら大なり小なりの「修繕・補修」が加わるわけで、従来以上に今後は中古+リフォームが活用される傾向にはあろうかと思います。
また、昨今ではリノベーションニーズも高まっており、そうした物件なども人気の雰囲気があります。

しかしながら、少子高齢化社会が本格化した現在の日本で、また格差が問題になるほど庶民の懐具合がどんどん寂しくなっていく世の中で、実需がどれだけあるのか実のところ未知数です。リフォームはけして安いものではありませんから、少々傷んでもはたしてそこまでお金が出せるか出す勇気があるのか、世情を鑑みるにだれにも確答はできない現状でしょう。

トレンドや世の流れはあるものの、実需が追随できるかわからない、というなんとも不可解なスタグフレーションに入りかけている奇妙さも肌感覚で感じます。

仔細は下記からご覧いただけます。

>>「住宅リフォーム市場に関する調査を実施 ~ 2016 年第 1・2 四半期(上半期)~ 」(株式会社矢野経済研究所)のリリース

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