路線価バブル越えでネット上は大賑わい

  • 2017/7/4
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FDJ ニュース 不動産データアンドジャナール

国税庁は、3日、「路線価」を発表した。それによると、全国平均で2年連続の上昇、東京都の路線価はバブル期を超えて最高を更新した。

最も地価が高い銀座(銀座4丁目・山野楽器本店)では1平方メートル当たりが4010万円となり、過去最高となった。

なお、2008年のリーマンショック前は3900万円である。1991年の調査地点である銀座4丁目の塚本素山ビルは3850万円が最高とのこと。

 

ついに好景気の実感はないまま、不動産価格はバブル越えを果たした。

これに対し、ニュース、ネット情報(庶民の声)は大賑わいである。

以下に参照したい。

 

>銀座の地価高騰!!バブル越えの過去最高額に!!うおおおおおあああああああ!!!!(2ちゃんねる)

 

>> 東京銀座の路線価 過去最高のバブル期超え(yahoo!ニュース)

>> 路線価 銀座がバブル期超えて過去最高に(NHK NEWS WEB)

>> 銀座地価が過去最高に、ブランドや免税店が続々-坪2億円取引も(Bloomberg)

>> 2年連続上昇 東京・銀座、バブル超え最高額(毎日新聞)

>> 公示地価、最高は銀座「山野楽器」 1平方メートル4千万円(日本経済新聞)

>> 路線価上昇、不動産の相続にも影響(日本経済新聞)

 

地価はバブルを超えを果たすも、当時とは決定的に違う点がいくつもある。

それは、第一に「好景気」感を伴っていない点である。庶民はもとより、渦中にいるはずの不動産業者自体がバブル期のような賑わいを感じてはいない。特に先般、不動産業において小規模事業者の倒産が増えてるとの報道発表があったように苦境にあえいでいる事業者は少なくない。

また、バブル期とちがって、日本全国が好景気に包まれているわけではなく、多くの人が認識しているように、地方の衰退、都会との二極化も顕著である。

急激に襲ってきたインバウンド景気に加え、オリンピック前の期待、相続税がらみのタワーマンション争奪戦や過度のアパート建設などのいびつな構造もあった。

けして手放しで喜べる「バブル越え」ではない。

「バブルを超えた」は果たして「バブルを超えた下落」をも招くのであろうか。失われた20年が回復したとは言い切れない現状で、あらたな「失われた〇〇年」がなきよう、政治の世界にもかじ取りをしっかりと期待したいものだ。

 

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