【不動産ダイジェスト】

ドット・COM企業が目の前に!

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不動産・住宅ジャーナル/2000年3月15日号

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 2つのドット・COM企業を目のあたりにした。米国・西海岸での事である。
 HOMESTORE.COM,INC.はロサンゼルスに、E−LOAN,INC.はサンフランシスコに厳として存在した。両社ともダウンタウンから車で1時間ほどの郊外スポットに新社屋を構えており、視察のバスが辿りついた時は、感激であった。

 両社については、このコーナーでも何回か紹介してきたが、実のところNARの『realtor.com』の隆盛も、巨大な不動産情報サイトの成長も、何か海の向こうの幻のように見えていたからである。
 しかし、そうしたドット・COM企業が、いまは実像として、目の前にあった。
 季節は早春。郊外の田園地帯は、山桜と菜の花が満開である。そうした中で、感激がいっそう高まってしまったのかもしれない。

 3月5日から12日まで、夢中でロサンゼルス、サンディエゴ、サンノゼ、サンフランシスコと回ってきた。当社が派遣した「米国/住宅・不動産業のインターネット対応戦略視察団」に、コーディネーターとして添乗したのである。
 視察レポート<速報版>の掲載が、今号から始まっているが、ここでは夢から覚めないままの感想をいくつか記してみたい。

 アメリカは、ドット・COM社会への移行が巨大な“うねり”になりつつあった。空港のサインボードも、TVコマーシャルもラジオも、いまは“ドット・COM”の花ざかりである。
 そして、サンディエゴの住宅地視察先でサンプル的に確認した数字では、新築住宅の販売でも、Webサイトからのアクセスに伴う成約が30%にのぼっていると言う。
 ドット・コム企業は高い株価を呼ぶだけでなく、実業としても、確実な成長ステップを見せはじめていた。

 わが国でも、2000年がドット・COM社会へ転換していくミレニアムになるのではないだろうか。
 記念写真を撮る時、“ドット・COM”と大声をあげると、全員が笑顔になった。

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