【不動産ダイジェスト】

やってきたドットCOMの衝撃(6)

最先端を行くE-LOAN社の展開<上>

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不動産・住宅ジャーナル/2000年7月15日号

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 ドットCOMの衝撃シリーズ(6)としては、米国でも最先端を行くE-LAON社について、まず米国ローン市場におけるE-LOAN社の位置などから見て行く事にしましょう。

 <米国のおけるローン市場の規模とオンライン取引の割合>
 (1)米国ローン市場の規模は、1999年で1,900億ドルにのぼった。(2)その内訳は、住宅ローン(Mortgage)=1,200億ドル、カー・ローン(Car Loans)=400億ドル。クレジット・カード(Credit Cards)=120億円、学生ローン(Student Loans)=40億ドル、Home Equity=200億円――となっている。
 (3)E-LOAN社では、このうち学生ローンを除いてすべてを扱っている。(4)こうした市場規模の中で、オンラインによる住宅ローン取扱いの浸透率は現在1%どまりだが、2003年には10%台(110億ドル)にのぼる見通しである。

 そうした中でE-LOAN社は、どのような位置からどのようなビジネスモデルを展開しているのだろうか
 <E-LOAN社の位置>
 (1)E-LOAN社は1992年に、アメリカでは一般的なビジネスである住宅ローンブローカー業務を開始し、97年からWebサイトによるオンライン・モーゲージ(On line Mortgage)を開始した。(2)現在、国内に350人、国外に50人の社員がいる。
 (3)オンライン・モーゲージのリーディングカンパニーであり、オートローン(Auto Loan)の供給会社でもある。(4)これまでに2.5億ドルのモーゲージを提供してきた。
(5)1999年6月にNASDAQ(米国店頭株式市場)に上場した。これによる資金調達額は、5.6憶ドルに上る。

 <E-LOAN社のビジネスモデル>
(1)E-LOAN社は、インターネットを通じて消費者が資金調達を行うすべての場面
を100%消費者の立場からサポートする事である。(2)E-LOAN社は、次の"3つのS"で消費者主権を目指している。

 <1>Savings=商品情報を集める手間と時間を大幅にカット、<2>Service=消費者に直接、いつでも、どこでもサービスを提供、<3>Selection=豊富な商品情報で、最大限の選択肢を提供。
(この項、次号に続く)

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