【不動産ダイジェスト】

ヒューストンはダウンロード営業が花盛り!

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不動産・住宅ジャーナル/2002年5月1日号

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 全米リアルターズ協会(NAR)は、今年1月から、IDX(Internet Data eXchange Standards/インターネット・データ交換基準)=MLS開放政策の下で、ついにMLSに登録されたすべての物件データを公開。傘下協会の会員リアルターだけでなく第三者である不動産Webサイトの運営者などもMLSデータをダウンロードして、自分のサイトで編集・公開できるようにした。

 これより1年早くIDXを実施し、大きな成果をあげているのがNAR傘下のヒューストン・リアルターズ協会(HAR)である。いま、ヒューストンでは何が起こっているのだろうか。
 最初に1つの数字を確認しておくと、HARの物件情報公開サイトである『HAR.com』へのアクセス数が、昨年2月(MLS単独)の2,876万1,920ヒットから今年2月(IDX導入)には7,449万9,523ヒットに跳ね上がった。

 これは、HARのMLS物件情報が、ヒューストン地区の著名不動産企業(Prudential、Coldwellbanker、Merillrynch、Century21、ERAなどおよそ20〜30社)によってダウンロードされ、彼等のサイトに<『HAR.com』MLS>としてリンクが貼られたためである。<『HAR.com』MLS>へのリンクは、個人リアルターのサイト(ホームページ)からも大量のリンクが貼られている。

 それでは、MLS開放政策/IDXのBroker(リアルター)利益とは一体何なのでしょうか。
 HARでは、その利益を次のように説明している。
 (1)会員が、彼らのサイトでMLS情報を公開する事は大きなブランドになる。
 (2)ブローカーサイトの物件情報は、他の不動産情報サイトの有用なソースになる。
 (3)そして、コンシューマーはMLSサイト、ブローカーサイト、不動産情報サイトをより長く閲覧してくれる。

 繰り返しになるが、IDXはWebサイトでの物件情報(公開)を標準化し、MLS参加者(会員)および他サイト(会員外)での利用を可能にしたもの。簡単に言えば、MLSのダウンロード営業が可能になった――ということである。
 そして、いまヒューストンでは、IDXによって公開された物件情報のダウンロード営業が花盛りなのだ。

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