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不動産・住宅ジャーナル/2003年4月15日号 |
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不動産業の営業促進・広告手段に新しくインターネットが加わり、今春メール営業比率が30%台に上ろうとしている。そうした中で、Webサイトへのアクセス拡大策が無料ではあまり期待できそうもない気配になってきた。 それは、検索エンジン各社が、検索キーワードと連動した有料の表示スペースを検索結果表示のトップに設け、一般表示より有利な露出をするようにしたからである。 この「検索エンジン有料広告表示」は、昨年夏から展開が始まり、冬から今春にかけて、不動産業界でも急速な広がりをみせている。少なくても、40〜50社が導入し、4月1日からスタートした全宅連の『ハトマークサイト』でも7月からの広告展開のメイン据えている。東京都と埼玉県の宅建業協会が共同運営している『ハトマークネット』でも今春から利用を開始したところだ。 インターネットからのお客は昨年あたりから、70〜80%が検索エンジンを踏み台にしてやってきているが、そうした中でもう1つ注目を集めているのが、SEOと呼ばれる自分のサイトを検索エンジンの結果表示の上位に表示させる手法。 SEOについては、今号の本文で概要を紹介しているので(PRになってしまいますが、詳細につきましては、当社で発売中のブックレット16―『不動産メール営業の進め方全ガイド』をご覧下さい。 http://www.fdj.com/lib-fdj/f_mail.html )、ここでは説明を省くが、SEOによって仮に上位表示が実現しても、「検索エンジン有料広告表示」はそれよりも目立つという仕組みになっているのである。 こうした「検索エンジン有料広告表示」が、1つか2つのポータルサイトだけであればまだよいのだが、著名なサイトはすべて横並びである。 つまり、今春から無料で自社のサイトを上位に表示させるのはとても困難になっており、何らかの知恵と工夫である程度までアクセスを稼ぐことができた(そして、営業成果も少しだけならあげることができた)、これまでの牧歌的なホームページ時代が終焉してしまったのである。当然の局面だといえば、そうかもしれないのだが、何だか寂しいような気持ちが先に立つ。 それでも救いは、いまのところ、広告ではない検索エンジンの判断によるキーワードの関連で表示されたサイトの方がキーワード広告やテキスト広告のクリック率よりも高いことである(数値は本文を参照下さい)。 1995年秋以降草分けとして、不動産業界のインターネット活用をじっと見守ってきた私としては、今回の特別レポートを随分と哀しい気持ちで書いた。 せっかく、インターネットに取り組んできたものの、新しい局面に対応し切れないところが続出しそうだからである。 「有料広告表示」に惑わされずに、自分の目で情報を吟味できる成熟したインターネットユーザーの大量登場に期待するしかあるまい。 |
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