【不動産ダイジェスト】

2004年は未体験ゾーンに出会う年

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不動産・住宅ジャーナル/2004年1月1日号

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 インターネットの普及は、いま想像を超えたものを現実の世界に送りだそうとしているのかもしれません。2004年の新しい年が明けましたが、皆様の今年の予測はいかがでしょうか。新春初回のこのコーナーでふれてみたい"Webの活用が生み出そうとしている未体験ゾーン"というテーマとは直接関係ありませんが、マンション業界ではここ数年の間にタワーマンションが隆盛し、これまでになかった新しい空間を大量に生み出してきました。しかし、このタワーマンションの企画とWebを通じた広告プレゼンテーションが重なった時、ユーザーはまるで未知の世界に踏み込んだような錯覚にとらわれてしまうでしょう。

 試しに、東京の中心を輝く街。心に輝きをもちつづける、あなたへ――というキャッチフレーズで登場した「白金タワー」( http://www.shirokane1.com/ )をまず覗いてみて下さい。(売主は住友商事など3社、複合開発のタワープロジェクト、42階建て581戸。今月から本格分譲開始)
 まずは、タワーデザイン。1階のガーデンラウンジはまるで、東京の中心に登場するタワーにふさわしいプライベートホテルの趣。そして、25階のビューラウンジは、まさに高級サロン風。ホスピタリティデザインの分野で世界的に活躍するマーク伊東氏を起用して実現したもので、これがWebプレゼンテーションとして展開されると感嘆の声があがってしまう。次は、スカイビュー(白金360°)。その眺望と開放感はまだ、誰も知らないものでしょう。近くにある東京タワーや六本木ヒルズ。緑深い自然教育園、そして季節が今であれば眺めをひときわ美しいものに変える富士山。目を転じれば、湾岸ゾーンの摩天楼やレインボーブリッジも視界に浮かんでくる。
 「そんな、プレゼンテーションは昼夜別バージョンでとっくの昔からあったよ」――と言われるかもしれませんが、フラッシュ技術の使い方の巧みさなども含めてもう一度チェックして頂くとびっくりされる発見が多いことでしょう。

 Webの活用による未体験ゾーン――として、もう一つ注目情報として紹介させて頂きたいのが、有楽土地住宅販売( http://www.yuraku-hanbai.co.jp/ )が昨年12月に立ち上げた本格的な売買仲介支援サイト――売却支援サポート『売るナビ』と購入支援サイト『買うナビ』です。
 インターネットを利用した不動産業のユーザー支援はこれまで、不動産流通市場では主として「不動産情報を並べて見せる、情報が検索できる」という、広告・検索サイトとして機能してきました。その延長線上に、取引支援を行う「マイページ」が導入され、数年前からユーザー個人と営業マン個人が直接結びついたサポートが行われるようになってきたのですが、サイト自体が新しいWeb店舗として機能するまでには至っていなかったのです。不動産流通市場では、昨年秋の統合サイト『不動産ジャパン』の発足などもあって、あらためて申し上げるまでもなく「家探しはネットから」という時代に入っていますが、有楽土地住宅販売による本格的な売買仲

 介支援サイトの登場は、大手のWeb上の仲介業モデル構築が再び新しい方向に向かい始めたもの――と見ておくべきなのではないでしょうか。
 今年は、何事にも恐れずに数多くの未体験ゾーンを、それぞれの立場・認識によって作り出していくことがますます重要になってくるのではないかと考えております。これまでに培ってきた経験を発展させて知恵を出し、汗をかきながら、元気に頑張って参りましょう。

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