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不動産・住宅ジャーナル/2004年3月15日号 |
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著名なサーチエンジン(『Yahoo』や『Google』など)で、「不動産/住宅」「不動産/全国」などをキーワードにした検索をかけると、『不動産ジャパン』、『ハトマークサイト』(全宅連)、『ハトマークネット』(東京・埼玉宅建業協会)、『日住協NET』などが、上位(ほぼ1ページ目)に表示されるようになってきた。
少ない予算で効果を上げられるために急速に拡大しているクリック課金型のPPC(Pay Par Click)広告(表示は無料で、そのサイトがクリックされた時に料金を支払うという仕組み/リスティング広告とも呼ばれている)などを使ったWebプロモーションが奏効しているためである。 サイトの人気度を現わすAlexaランキング(ユーザーがそのサイトをどれくらいの時間見ているのかを測定した人気度の順位)も上昇してきている。 しかし、それではサイトを利用した営業成績も上がってきているのかというと、利用会員からの芳しい声はいまのところあまり聞こえて来ない。 それは、何故なのかというと、家探しを行うユーザーは、ローカルなエリア(売買の場合は地域、沿線、市内など/賃貸の場合はやや広域的で、地域間移動もある)に存在していて、「不動産/住宅」「不動産/全国」などをキーワードにした検索はあまり行わないと見られるからである。 そこら辺に、全国サイトのアクセス数を上げる難しさがあって、担当者のご苦労には頭が下がるのであるが、ユーザーが家探しを行う場合に選択(検索エンジンに入力)するキーワードは、「地域/種別」の優先度が高いことは容易に想像されること。 試しに、検索の範囲を広く(東京都練馬区で賃貸・売買を問わずに家探しを行うユーザーを想定)して「不動産/練馬」をキーワードにして、『Google』で検索をかけてみた。 さて、その結果は――。驚くべきことに地元の不動産業者は、ほとんど顔を見せないのである。代わりに上位に表示されたのは、『Google』の「アドワーズ広告」(『Yahoo』とも連動)やOverture(オーバーチュア)社の「スポンサー広告」、Looksmart(ルックスマート)社 の「リスティング広告」を購入している圏外の広域業者や物件広告・ポータルサイトであった。 とくに、物件広告・ポータルサイトのきめ細かい展開には驚くばかりで、「これでは単独でネット活用を図っている地元の不動産業者は、どんなに頑張ってみてもたまったものではないだろう」というのが実感であった。 『不動産ジャパン』は、地域に根ざす宅建業者にとって、(1)無料で登録できる(2)アクセスも無料で運んで来てくれる――というこれまでになかった大きな利点を提供している。 しかし、(3)手数料収入をどう拡大するか――という現実の課題解決には中小・宅建業界で新たな「ネット活用/営業促進」のマーケッティングを模索していく必要がでてきているのではないだろうか。 |
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