【不動産ダイジェスト】

メールの弊害と利便性について

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不動産・住宅ジャーナル/99年5月15日号

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 パソコンで即時に覗ける電子メールというのは、使い始めるとまことに便利なものだと実感するが、弊害も多い。
 弊害の一例が、大量の英文メールである。当社では『FDJ/不動産情報パノラマ』の英語版にクレジットとしてメールアドレスを入れているので、そのためだとも思うが、5月の連休には6日に出勤してみると、およそ300通近いメールが押し寄せていた。

 以前からDM代わりの英文メールは多かったのだが、今回は“Mother's Day”用のDMが加わって、不必要なものを削除して行くのが大変な作業になってしまった。
 弊害とまでいかなくても、やや面倒なメールもある。それは、見知らぬ人からの問合せメールである場合が多い。
 例えば、「全国の主要都市における賃貸2DKの相場は」というようなものだ。電話での問合せならば、調査目的などを聞いて適切な応対ができるのだが、電子メールだと相手先の状況が良くわからないので、ついこちらから電話をかけてしまう事になる。

 もう一つ面倒なのは、外国の住宅・不動産事情などについての問合せである。
 当社のホームページでは、<世界の不動産情報を覗く>という日本語説明付きのリンク集を公開しているので、そうした問合せが多いのだと思うが、該当ページや新しい情報を調べてその URL をメールに添付して送るには結構時間がかかるのだ。

 しかし、こうした弊害や面倒をはるかに上回るのが電子メールの利便性である。
 まず、メールに添付して文章だけでなくどんなファイルでも送れる。次に、複数人に同一の文章を同時に遅れるので会合などの案内には便利この上ない。
 ところで、この電子メールだが、最近はこの利便性を駆使して雑誌を発行する個人や企業が多くなってきた。

 メールマガジン=略して“メルマガ”と呼ばれているもので、当社のメールマガジン<今月の住宅・不動産業ニュース>も、6月で創刊丸一年となる。
 住宅・不動産業関連では現在、およそ90誌前後の"メルマガ"が発行されているが、読者数は1,000〜2,000人といったものが多いようだ。


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