【不動産ダイジェスト】

混沌期なのか淘汰期なのか!

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不動産・住宅ジャーナル/99年8月1日号

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 今は、混沌期なのか淘汰期なのか。と言っても、これは住宅・不動産業界の事ではない。熾烈な市場創造競争が続くインターネットをめぐるシェア獲得の現段階を、モデル化したときの区分である。

 この分野では、新しい市場創造に当たって「出現期」「混沌期」「淘汰期」「コンセンサス期」「成長期」という5段階モデルがよく使われる。
 各期の特徴は、次のようにまとめられるだろう。
 △出現期=時代の大きな流れの中から、市場になりそうだという領域がおぼろげながら見えてくる。
 △混沌期=そして、その領域に、さまざまな考え方を持った人たちが参入し、顧客を混乱させる。
 △淘汰期=インターネットという世界の変革は速く、すぐに参入者の中から敗者がでてくる。

 これは、インターネットの世界への参入にはこれはと言った障壁がほとんどなく(実際にはあるのだが)、安易な参入ができるため敗退もまた早いのだが、次の段階としては、勝者への道が開けてくるのだ。
 △コンセンサス期=ユーザーに受け入れられる事業モデルがほぼ固まり、競争からビジネス段階に入ってくる。
 △成長期=顧客は大きく拡大するが、製品やサービスを提供する企業の数はしだいに絞られてくる。

 さて、こうした市場創造ゲームを目のあたりにした時、インターネットに取り組むことが本当は恐くなってくる。
 と言うのは、いまは“家探しページのポータル戦争”が「混沌期」にある中で、当社が開設した『全国/家探し連合Webマガジン』の展開は順調に進んでいるものの、秋ごろには大きな変動に巻き込まれそうな気配が見えるからだ。
 とにかく、へこたれない事だろう。


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