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刻一刻と、大きな変化をとげているのがインターネットの世界である。今日の常識は明日は通じないというよりも、明日はまた新しいビジネスモデルが登場し、明後日はさらなる新しい技術の登場によってそのモデルを修正しなければならないというのが、この世界で生きていく掟なのだ。
不動産(物件)情報を提供するWebサイトでは、A社、B社、C社といった巨大なポータル(情報への入口)の成長によって“陣取り合戦”はほぼ終ったかのように見えていたが、8月末にはポータル戦争に遅れをとっていたマイクロソフト(日本法人)が、『MSN住宅』の情報サービスを開始し、戦線は再び流動化のきざしを見せている。
MSNに情報を提供しているのは、コンテンツ(物件情報提供)機能ではトップランクにあるリクルートの「ISIZE/HOUSE」と首都圏・関西圏の新築物件の情報提供に特化した日本経済新聞社の「NIKKEINET/住宅サーチ」である。
こうした中で、(株)不動産データ&ジャーナル社では今年6月から運営している『全国/家探し連合Webマガジン』の〈便利な情報サイト〉への掲載39社を対象にした〈拡大する物件情報提供サイトの現状と展望〉を探るアンケートを8月末で行なった。
18社から回答をいただいている。今号と次号では、その結果を特別報告する。
さて、そのアンケートから見えてきたものとは――。
△不動産物件情報の提供サイトでも、物件公開数、アクセス数などの巨大化が進み、こうした巨大サイト間でも生き残りをかけた連携が急速に進みはじめている。
△これに対する、地域限定の情報を提供するローカルサイトや専門サイトは、PRなどで立ち遅れが目立つが、地域ごとの利用業者やユーザーからは大きな支持を得ている。
△公益法人系――社団法人や組合などの独自なサイト運営も健闘している。
不動産物件情報を提供するWebサイトの現況は、ざっと以上のように俯瞰できるが、今後はどんな発展を見せていく事になるのだろうか。
基本的には、〈ポータルサイト+コンテンツプロバイダー〉という流れが主流になってくると思うが、その組み合せには目が離せない。
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