【不動産ダイジェスト】

ホームページで覗いた住宅市場

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不動産流通ジャーナル/96年5月1日号

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 インターネットのホームページをサーフィンしていると、『首都圏不動産情報ネット ワーク』というページに迷い込んだ。
 スタート・メニューには、〈住宅とリゾートの最新発売情報(マンションと戸建てのみ試験稼働)〉〈知っておきたい市場特性(マンションのみ稼働)〉──などのコーナーがあり、ページを開いていくと「首都圏マンション販売情報」「首都圏戸建て住宅情報」などが出てきて、それぞれに地域選定メニューで県別の詳しい情報が見られるようになっている。
 これは、「実際に住宅を購入しようとする立場の人に、タイムリーな情報を提供」しようという趣旨のようで、ホームページによる情報提供がここまで進んできたのかと驚く反面、分析の対象として使っているデータの調査機関先に使用の許可を得ているのかどうか心配にならないでもなかった。

 このページは、s−officeというところから発信されている。そこで、このs−officeのプライベート・ページに飛んでみると、この事務所とホームページを運営しているのは今井 進さんという方だった。略歴には、71年に和光大学卒、東京書籍に入社、広告代理店の総合企画・創芸を経て89年に今井進事務所を設立──とある。東急総合研究所の客員研究員(92〜94年7月)としても活躍されていたようだが、残念ながら私はまだお目にかかる機会をいただいていない。
 その今井さんが東急総研の『マーケティング季報−No.13』(93年3月)に掲載した 『バブル崩壊後の住宅市場と着こなしマーケティングの原点』が大変に興味深い内容なので、その中の〈多様化する「住まいの豊かさ」志向〉という個所を無断ながら紹介させていただきたいと思う。
 その要旨は、
  1.バブル経済の洗礼を受けて価値観が多様化
 →2.独自の生活や家族観、住宅を持った均質性に乏しい人々が共生する市場の出現
 →3.多様化する「住まいの豊かさ」を志向
という図式の中で、〈住宅市場は今、再編成が望まれる〉というものである。
 この部分はホームページでいつでも読めるので、どうか覗いてみていただきたい。


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