【不動産ダイジェスト】

ホームページのルールを守ろう

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不動産流通ジャーナル/97年3月15日号

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 インターネットのホームページをめぐる著作権については、まだまだわが国では考え方が未成熟のようだ。
 というのは、当社のホームぺージ『FDJ/不動産情報パノラマ』に掲載している「リンク情報」が、2月末日に立ち上がったばかりのあるホームページに“盗用”され、当社では相手先に厳重抗議をしたのだが、それに対する回答がもらえなかったのである。
 事実を簡単に記せば、当社が公開している〈日本の住宅・不動産&建設・建築〉(各社のホームページを紹介するリンク情報、URL=http://www.fdj.com/j-link/)のうち、「不動産業」と「メーカー・工務店・輸入住宅・ログハウス」のページが無断で複製・使用されてしまったのである。
 これはHTMLソースの完全な“盗用”なのであるが、相手先の会社にはどうもHTMLソースが著作権の対象として保護されているものだという認識がなかったらしい。ホームページをあまり覗いた事がない方にもわかりやすく説明すれば、「当社が取材して書いた独自の記事が、他の新聞などにそのまま掲載されてしまった」のと同じ事なのだ。

 さて、事実の説明はこれぐらいにして、ここから導き出される今回の事件の本質的な問題のようなものについて考えてみよう。
 第1は、HTMLソースをめぐる著作権については、今のところ新聞や雑誌のように誰でもが簡単に見比べられるものではないだけに、著作権の侵害があってもこれを世間に広く認めてもらうには大変な困難が伴う事だ。
 そして第2には、他ページにリンクする(前述の例で言えば、他誌の記事の紹介を掲載する)事と、そのページのHTMLソースをそのまま自分のページに使用する(記事を無断で転載する)事とはまったく異なる行為なのであるが、その違いが不慣れな人にとってはなかなかわかりにくいもののようであるという事だ。

 好意的に解釈すれば、多分こうした理由で当社の抗議に対する回答をもらえなかったようだが、著作権やリンクについての見解は東金女子高校の高橋氏が作っている『ネチケット情 報』などが詳しい情報を提供しているので、ぜひ一度勉強してみてほしい。


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