不動産流通ジャーナル/97年11月1日号 |
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| 東日本不動産流通機構のホームページ『REINS TOWER』(レインズ・タワー)が10月末にオープンした。 大変によい出来ばえである。そして、有用性の高い内容になっている。 こうした公的な機関が一般(あるいは会員などの業界)向けにページを作る場合には、まずその機関(社団法人や財団法人など)のPRを正しく行うという使命を持つため、どうしても固い構成になってしまうのが普通だが、『REINS TOWER』では、こうしたPRは4ページ分の「機構インフォメーション」にまとめさらりとやってのけた。 これに対して充実しているのが、「市況トレンド」のページである。これは、同機構がこれまで蓄積してきた取引データの成約事例をもとに、マンションと戸建てについて〈最近3カ月間の市場動向〉と〈過去2年間の市場推移〉をまとめたもので、こうしたデータのウェッブ上での公開は先例がない。 「有用性の高い内容になっている」と先に言ったのは、この機能を指すわけで、このデータは一般のユーザーが住宅を売買する上で大いに参考になるばかりでなく、仲介業者にとっては、この取引データを営業店での対面営業活動としても活用できるのである。 対面営業活動と言うのは、例えば売りたい人が来店した場合に、このデータをパソコン画面に呼び出す事で、参考価格を提示できる機能の事である。買いたい人が、店頭に現われた場合も同じ機能に期待ができるのだ。 しかし、実際にこのデータが有効性を持つのにはより多くの取引事例が必要になり、現在のような状況(区市町村、都道府県によっては取引事例が極端に少ないところもある)が時間とともに改善されなければならないが、それでもレインズの会員以外でもこのデータをインタ−ネットのホームページを通じて利用できるようになったのは、業界にとって大きな前進だと言えるだろう。 画面に表示されるデータは、数表とグラフ表示が併用されている。これも、利用者にとっては便利な作りだ。東日本不動産流通機構は、このホームページが持つ優れた機能をもっと積極的にPRすべきではないのだろうか。 |
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