【不動産ダイジェスト】

サイバーアパートの動向を聞く

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REAL ESTATE TOMORROW/97年8月15日号

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 先日、アメリカの業界視察から帰ったばかりの古くからの友人に、最新情報のレク チャーを受けた。 要点は、以下のようにまとめられる。
1.いま流行りの輸入住宅については、カタログが英語で現場での作業がわかりにく い、輸送途中で部品や窓ガラスの破損などが出てしまう----といった問題点がかつ ては指摘されていた。しかし、現在はシアトルなどの輸出会社ではこうした問題点 にすべて対応できるようになってきている。
2.アメリカの住宅(団地)開発は、いまセキュリティーや環境共生(エコハウス) がテーマになっているが、ファミリー・リゾートタウンに変身中のラスベガス郊外 などでは、そうした住宅の格安分譲がブームになっている。
3.ニューヨークでは、ハイレベルな通信システムを導入した“サイバーアパート” が人気を集め、ブームになりはじめている。
 ここで、注目しておきたいのは、“サイバーアパート”の動向である。友人の話か ら、“ニューヨーク/サイバーアパートの現状”を、聞き書きでまとめてみよう。
1.さて、96年秋からウエストサイドで分譲中の32階建て、209戸の規模のア パートでは、通常の50倍の速さでアクセスできるインターネット、ワイヤーレス TVなどが特徴で、将来のためにハイレベル・ケーブルテレビ、データトランスミ ッションなどのためのケーブルがあらかじめRCスラブの中に埋め込まれている。
2.そして、こうしたサイバー関係の施設は、分譲会社とは別のシステム関係の会社 によって保有され、そのシステムが分譲会社にリースされているのだ。
3.サイバー・ケーブル関係の建築コストは全体で100万ドルという事だが、分譲 会社とシステム会社の共同プロジェクトになっている事にも注目しておくべきであ ろう。
 このプロジェクトを手がけている分譲会社では、次に735戸と529戸の規模で 、同様のアパート建設を予定している。 サイバーアパートは、日本でも本格化してくるのだろうか。

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