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REAL ESTATE TOMORROW/98年1月15日号 |
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98年の住宅・不動産業を展望するのにあたって、まず<アメリカのSOHO事情>を覗いてみたい。 SOHOとは「Small Office/Home Office」の略だが、日本では今のところ「自宅か小さな事務所でネットワークを活用して仕事を行う新しい業態」と理解されている。 さて、そのSOHOのアメリカでの実態だが、少し古い数字で我慢していただけるなら、不況が本格的回復に入った96年には新たに130万件の起業が行われ、そのうちの46%がホームオフィスだったと言う。 そして、ホームオフィスの数は91年に1,200万だったのものが、96年には33%も増加し、1,600万にのぼっている。 それでは、こうしたホームオフィスによる起業はなぜ急速に増加してきたのだろうか。 第1の理由は、今号の<住宅産業インターネット通信>で、ハウジング・アナリストの松下氏も書いているように、テクノロジーとくにネットワークが発達してきた事だろう。 第2の理由としては、個々のニーズにあった働き方を望む人々が増加してきた事で、そうしたライフスタイルが社会的に認められてきた事もあげられるだろう。 そして、第3の理由として、90年代に入って吹き荒れたリストラの嵐がある。 さて、次はこうした事情の日米比較であるが、この間の日本の経済・社会の変動を見てみると日米に大きな差異はない。 そうであるならば、日本でもSOHOは今後急速な展開を見せる事になるであろう。 こうした判断で、新年第1号のトップのテーマを<アメリカのSOHO事情>としたわけだが、自宅で起業するためには、その住宅がネットワークでつながり、住宅内の情報化配線というインフラが整備されていなければならない。 そんな興味から、新聞の“新春・住宅広告特集ページ”を見ていると、積水化学工業(住宅事業本部)が50周年記念で新発売した『ドマーニ2』が目についた。 この住宅は、M.J.S.(マルチメディア住宅システム)を標準仕様にしたもので、時間が経過した数年後から見れば、わが国のSOHO住宅のモデルとなるものなのかもしれない。 |
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