|
インターネットが情報発信の手段として急速に発展する中で、注目を集めているのが不動産業界の動きである。既に多くの企業がホームページを開設、企業案内や物件情報の提供などを開始している。また、横断的に情報を提供できる情報誌系のホームページや業界団体、協会のホームページは、その情報量の多さで人気が高い。このマルチメディア化への大きなうねりは、これからの不動産流通市場にどのような影響を与えるのだろうか。 |
当サイト(『FDJ/不動産情報パノラマ』)が、98年11月30日付の
「朝日新聞」(朝刊)の『Reジャーナル』で、要旨以下のように紹介されました。
■1カ月で数百のサイトが誕生
浅見氏によると、アメリカでは現在、市場に流通する中古物件約150万戸のうち、130万戸までの情報がホームページ(全米リアルター協会)で公開され、活発に物件探しに活用されているという。「インターネットの世界では、日本は約1年のタイムラグでアメリカの後を追っていますが、この差も縮まる傾向にある。日本の不動産流通市場が急速にアメリカ型に近づいていることは、間違いありません」と浅見氏は話す。 住宅・不動産関連分野のホームページのサイト数は、今1カ月に数百のペースで急増している。その主なものを追ってみた。前述の「FDJ/不動産情報パノラマ」は、一般ユーザー向けではなく、業者向けの総合情報ぺージだが、この十月でヒット数12万を数えた。これは業者向けとしては業界一の数字。内容は、「不動産・住宅ジャーナル」の最新刊・バックナンバーや住宅産業ニュース、ビジネスガイドなど。国内2500リンクのほか、海外とのリンクが充実しているのが特徴だ。 専門家のための膨大なデータが蓄積されたホームページであるだけに、一般ユーザーは使い方次第で貴重な情報を入手することも可能。たとえば、「不動産価格データ」は、取引のための目安価格として計算されたものだが、一般ユーザーが家を売り買いしたいとき、価格の参考事例として非常に役立つだろう。 一般ユーザーが、インターネットで住宅・不動産情報を入手しようとするときの”イエローぺージ”として人気が高いのが「リアル・タウン・ジャパン(RTJ)」だ。これは不動産に特化した検索エンジンのようなホームページで、リンク先を地域別やカテゴリー別などに検索できるのが特徴。このぺージを運営するヒロ・アンド・アソシエイツの磯部裕幸氏は「あれば便利だろうなという軽い気持ちで始めたところ、どんどん数が増えてしまい、リンクしているホームページの数は、ここ一年ぐらいの闇に十数倍に膨れ上がっています」と話す。 ■低コストで双方向のコミュニケーション情報を提供する企業や団体にとっては、低コストで全国の顧客と双方向のコミュニケーションを可能にするホームページは非常に魅カのあるメディアであろう。一方、ユーザーにとっても、大量の情報が、自宅に居ながらにして低コストで手に入ることのメリットは大きい。店頭や販売センターを訪れる前に、「まずはインターネットで家探し」というスタイルが当たり前になる日も、そう遠くはないように思える。 「利用するときには、情報の量ばかりに注意を向けずに、質こそ重要だということをふまえて、情報に接することが大切です。大手のホームページだからといって、それがよいとは限らないし、ホームページとしての出来がいいからといって、発信されている情報の質が高いかというと必ずしもそうではない」と磯部氏は話す。ネット上で「これは」という業者や物件に出合ったら、まずは問い合わせのメールを送り、相手のレスポンスを試すことを、磯部氏はすすめる。「クイックレスポンスがあるかないかが、一つの判断基準になります、それから、こちらの質間や希望にメールベースで、つまり個人的に答えてくれるか。紹介できる物件がなくても、かき集めて送ってくれたり、誠意をもって応対してくれるところも多いはず。店頭や販売センターに出向くのは、その後でもいいのでは?」 浅見氏は「たくさんの物件情報が集まると比較できますから、悪い物件のイレギュラーな特性や異常値には気がつきやすくなるはず。ホームページやメールマガジンで様々な情報に触れられる環境を作り、自分で見極める目を磨いていくことが大切です」と話す。インターネットによって開かれようとしている、新しい不動産取引時代。そこで求められるのは、やはり、使う側の自己責任に基づいた選択だということだろう。 |
|
ホームページへ戻る |

●お問合せ先 :(株)不動産データ&ジャーナル社
〒358-0027 埼玉県入間市上小谷田1-3-3-501
TEL 04(2964)7411
FAX 04(2965)6707
E-MAIL asami47@gol.com