【不動産・住宅ジャーナル】




不動産業界を変えるか
「Eライン革命」

 インターネットを駆使した新しいビジネスモデルを構築することが、これからの住宅・不動産業には不可欠で、ネット販売によるコストの削減、スピードと発想の斬新(ざんしん)さに対応し切れない企業は自然淘汰(とうた)される。
 Eラインという言葉がはやりそうだ。EとはEC(電子取引)などに代表されるエレクトリック対応戦略の全体を意味している。つまり、EラインとはECを舞台に活躍し始める企業と伝統的コスト高企業群との境界線だ。


会社設立10周年を迎えた不動産データ&ジャーナル社が、99年11月5日付けの
『住宅新報』<ひと>欄で、次のように紹介されました。



■会社設立10周年を迎えた不動産データ&ジャーナル社社長/浅見 貞男さん

浅見 編集長 「データにウエートを置いた新しいタイプの情報誌を作りたい」
10年前に不動産経済研究所を退職。ほぼ同時に新会社を設立し、「不動産・住宅ジャーナル」(98年までは「不動産流通ジャーナル」)の発行、セミナー開催、インターネット事業などを手がけてきた。
「私財はすべてなげうったが、業界誌の改革に精神を集中させることで何とかここまでこられた」

 ジャーナルはA4判の雑誌形態で横書き。各ページごとに完結する見やすい構成が特徴だ。
 「インターネットのホームページを見ているように、最初に掲載記事のダイジェストページがあり、読者は関心のある項目だけを追っていけばいいように編集している」
 不動産経済研究所の記者時代から不動産流通が専門で「流通部門では第一人者」を自認する。

■流通市場に統計基準を確立

 「流通は不動産業の中でも暗黒の市場といわれデータが少ない。それだけに改革の余地は大きいと思った。流通大手企業14社の仲介実績ランキングを当社基準で時系列的に掲載し始めた。それが評価されて4年目くらいから『建設白書』で利用されたり、企業が上場審査の時に提出する資料に使われるようになった。」
 98年、突如流通以外の分野も対象とした雑誌に衣替えしたのは「流通だけでは採算がとれなくなったから」だが、「今後はまた流通分野に特化したい。インターネット活用で流通市場の再編成がおこるため」という。

■業界を変えるかEライン

 「インターネットを駆使した新しいビジネスモデルを構築することが、これからの不動産流通業には不可欠で、ネット販売によるコスト削減、スピードと発想の斬(ざん)新しさに対応し切れない企業は自然淘汰(とうた)される」
 「Eラインという言葉がはやりそうだ。EとはEC(電子取引)などに代表されるエレクトリック対応戦略の全体を意味している。つまり、EラインとはECを舞台に活躍し始める企業と伝統的コスト高企業群との境界線だ」
 毎朝3時に起床する。出社する7時までがインターネットに向かう貴重な時間。当然、好きな酒も最近は控えめにしている。「早く眠るための適度な飲酒と早朝のネット探索が趣味になってしまった」と笑う。

 埼玉県出身 早稲田大学中退 52歳




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