【FDJ/不動産情報パノラマ】 【住宅・不動産業ニュース】

<今月の住宅・不動産業ニュース>

FDJ社特別レポート/ポータル戦争に突入したホームページ

99年1月 特別号


 99年に入って、住宅・不動産業界におけるインターネット(ホームペ−ジ)の活用がさらに新しい段階に入ってきた。

 新しい段階に入ったというのは、住宅・不動産業の営業を支援する大掛かりな仕組みが情報サイト各社によって開発され、物件情報や住宅のカタログ情報がユーザーにまとめて提供されるようになったことを指している。

 この背景には、情報サイト各社が「ポータル」(入口、玄関の意味)ページを競って強化していることがあり、住宅・不動産業各社はここに情報(コンテンツ)を提供すれば、想像をこえる単位のアクセスを稼げるようになってきた。
 ホームページをめぐるこうした環境の激変は今後さらに深まってくるだろう。

 ここでは、(社)不動産流通経営協会(FRK、枝村利一理事長)が『ホームナビ』の物件情報コンテンツをヤフー(株)に提供する事で実現した「Yahoo!不動産」(1月7日オープン)とリクルートが1月11日にオープンした「ISIZE(イサイズ)」の〈HOUSE/住まい〉シーンの展開例を見ていく事にしよう。
 また、特別情報として、インターネットに親しんでいない人にとっては耳慣れないポータル戦争の現状についてもレポートする。


 ● 営業促進を支援するインターネット ● 

特集〈1〉/(社)不動産流通経営協会がYahoo!に物件を提供
特集〈2〉/リクルートの暮らしの情報「イサイズ」がオープン
特集〈3〉/ポータル戦争が住宅・不動産業に与える影響


 特集〈1〉/(社)不動産流通経営協会がYahoo!に物件を提供 


Yahoo!不動産/最大のアクセス数になるか
共同広告へのアクセスを拡大へ/営業促進を大きくリード


 (社)不動産流通経営協会(枝村 利一理事長、FRK)は99年1月7日、FRKの不動産売買物件情報検索システム『ホームナビ』と日本最大のアクセス数を誇るウェッブサイト「Yahoo!JAPAN」(ヤフー(株)=東京都中央区、井上雅博社長)と提携したと発表した。

 この提携は、『ホームナビ』の不動産物件情報を一般の消費者がより利用しやすくするために「Yahoo!JAPAN」のインターネットサービスに提供して、 同サイトのコンテンツ「Yahoo!不動産」として公開するもの。
 物件情報は、 全国主要都市の約25,000件の新築・中古物件情報(戸建て・マンション・土地)で、毎日更新されている。

 「Yahoo!不動産」は不動産検索サイトでは珍しいカテゴリー検索を採用しており、地域・物件種別(新築・仲介、戸建て・マンションなど)の表示切り替えを高速かつ簡単に行うことができる。不動産関連ニュースや住宅関連記事、不動産取引の知識などの情報も掲載している。

(社)不動産流通経営協会/河津 四郎専務理事の話
 『ホームナビ』は、参加会員の営業を促進する共同広告として運営してきた。 開設1年目にあたる98年春から実用化段階に入っているが、さらに効果をあげるためには、第一にアクセスを増やすことが重要戦略になってくる。

 このため、これまで日経ネット「住宅サーチ」や読売ネット「読売ホームガイド」との相互リンクや、NTT 「DIRECTORY」などへの広告を行ってきたが、 不動産取引が活発化する春のトップシーズンを前に、アクセスの飛躍的な増加が見込めるYahoo!JAPANに、 新しいコンテンツページを開設することになった。

 発足当初は1日に2,500件ぐらいだったアクセス(ページビュー)が、98年春〜秋には1万3,000件台にのぼってきている。 今回の提携によって、 今後は少なくても1日に5〜6万件にはなってくるだろう。

ヤフー(株)/喜多埜 裕明経営企画室室長の話
 Yahoo!独自のさまざまなコンテンツページ(株価、旅行などの情報をジャンル別に提供するもの)の充実を図る一環として、 今回の提携が実現した。
 ヤフー鰍ヘ、FRKから『ホームナビ』物件情報のコンテンツを提供して頂き、「Yahoo!不動産」として運営するが、運営費はFRKの会員に利用していただくバナー広告で賄う。

 1日10万ページビュー のアクセスを目標にしているが、土・日曜日には若干の落ち込みがあるので、月に240〜250万件を早く達成できるようにしたい。

 (1)「ホームナビ」
URL : http://www.homenavi.or.jp/
 (2)Yahoo!不動産
URL : http://realestate.yahoo.co.jp
 (3)Yahoo!JAPAN
URL : http://www.yahoo.co.jp

1.スタート時期
 平成11年1月7日(木)

2.提携の目的
(1)FRKにとっては『ホームナビ』物件情報への飛躍的なアクセス増加により、不動産情報を消費者のより手近なものにする事ができる。
(2)Yahoo!JAPANにとっては、コンテンツの更なる充実をはかれる。

3.提携内容(要旨)
(1)「Yahoo!不動産」コンテンツをYahoo!JAPANとFRKが共同でスタートさせる。
(2)FRKは、不動産物件情報サービス『ホームナビ』の情報を提供する。
(3)Yahoo!JAPANは、「Yahoo!不動産」コンテンツを運営する。


<FRK『ホームナビ』の稼動状況/99年1月現在>

●登録物件
[売買仲介物件サイト] (開始時 平成9年4月21日)
参加会社数75社(開始時  52社)
公開物件合計 25,000件(開始時  8,700件)
(間取図あり  6,300件)
(写真あり    700件)

[新規物件サイト] (開始時 平成9年10月31日)
参加会社数13社(開始時  8社)
公開物件合計 390件(開始時  177社)

●アクセス件数
 アクセス件数  1日平均/13,000件

●参加会社への反響
(1)物件問い合わせ件数累計(電子メールのみ)
売買仲介物件サイト(H9/4/21より)  5,300件
新規物件サイト(H9/10/31より)  560件
(2)営業セールスのための有効情報   4割の約2,400件
(3)成約(フォロー中を含む)   電子メールの5〜10%

●広報・宣伝
(1)有力ホームページとのリンク
・日経ネット 「住宅サーチ」 との相互リンクスタート (H9/12)
・ジャストネットとの相互リンクスタート (H10/3)
・住宅金融公庫関連サイト「すまいWEB」と相互リンクスタート(H10/2)
・読売ネット 「読売ホームガイド」 との相互リンクスタート(H10/9)
  今後も大手マスコミなどと積極的な相互リンクを張る予定。
・ヤフーへのコンテンツ提供 (H11/1)
(2)参加会社の広告物(新聞・チラシなど)への「ホームナビ」ロゴ等掲載依頼
(3)検索エンジンへの登録、有力ページへのバナー広告などの実施
・NTT DIRECTORYからのリンクスタート 広告掲載(H10/5)
(4)NAR(全米リアルター協会)「A Global Network of Real Estate Professionals」 http://nar.realtor.com/intl/network.htm とのリンクによる日米不動産物件の情報交換。
・英文ページの開設(H10/6)

●レベルの向上
(1)首都圏売買仲介サイトスタート(H9/4)
(2)近畿圏への展開(H9/8)
(3)「新規物件サイト」の開設(H9/10)
(4)全国への展開(H10/3)
(5)新規物件サイトに地図情報掲載(H10/3)
(6)英文ページの開設(H10/6)

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 特集〈2〉/リクルートの暮らしの情報「イサイズ」がオープン 

 (株)リクルートが平成11年1月11日午前11時11分にカットオーバーした新しいポータルぺージ、暮らし情報マッチングサービス「ISIZE(イサイズ)」はインターネット業界だけでなく、住宅・不動産業界にも大きな衝撃を与えている。
 それは、(社)不動産流通経営協会(枝村利一理事長、FRK)が『ホームナビ』の不動産物件情報を「Yahoo!JAPAN」(ヤフー(株)=東京都中央区、井上雅博社長)のインターネットサービスに提供することによって実現した「Yahoo!不動産」(1月7日オープン)とともに、わが国の“住宅探し”がホームぺージ時代に移行する前兆を示しているからだ。

 <ISIZE(イサイズ)/業界に与える大きな衝撃> 

〈HOUSE〉総合シーンを開設!/マイページで囲い込み

〈1〉ポータル戦争に与える衝撃
〈2〉不動産業界に与える衝撃
〈3〉住宅産業に与える衝撃
〈4〉マイページでユーザーを囲い込みへ


〈1〉ポータル戦争に与える衝撃

◆生活情報の提供では最大級!

 それでは、「ISIZE(イサイズ)」の登場が、なぜそれほど衝撃的なのだろうか。
 「ISIZE(イサイズ)」は、同社の総合情報サイトである「MixJuice」とInternetMagazine「あちゃら」とが合体して、新しいポータルぺージ(ポータル=portalとは、入り口・正面玄関といった意味。転じてサイバービジネスの世界では、ユーザーがインターネットを利用する際の拠点として必ず利用する場所(ウェブ)をさす。ポータルの詳しい説明と最新動向については こちらを参照して下さい )に生まれ変わったもの。

 ところが、インターネット業界の最前線では、98年秋からポータルぺージをめぐる熾烈な戦いが繰り広げられており、「ISIZE(イサイズ)」はこのポータル戦争でも、最右翼に立とうとしているのだ。
 「ISIZE」が、今後のポータル戦争を有利に展開していくのではないかと見られる最大のポイントは、キャッチフレーズでも“暮らし情報マッチングサービス”と謳っているように、あらゆる生活場面に必要な情報を豊富に提供していることである。

◆アクセス数でもやがてトップに

 リクルートでは、この生活全般にわたる各種の情報コーナーを「シーン」と呼んでいるが、各シーン(詳細は こちらの表を参照して下さい )は次のように分かれている。

 ○TRAVEL/旅・レジャー
 ○HOUSE/住まい
 ○MONEY/お金
 ○CARLIFE/車
 ○MARRIAGELIFE/結婚・育児
 ○STUDY/進学・スキル・資格
 ○WORK/仕事
 ○BOOK/本
 ○MUSIC/音楽
 ○MOVIE/映画
 ○GAME/ゲーム
 ○COMPUTER/コンピュータ
 ○GOURMET/飲食
 ○FASHION/ファッション
 ○SPORTS/スポーツ
 ○USERCOLUMN/ユーザーコラム
 ○JAMAR/じゃマール

 ポータル戦争では、提供する情報量やその種類、利用しやすい(見やすい)仕組みの設定などによって、人気のランキングは2〜3カ月もすればすぐに入れかわる。
 事実、アメリカではYahoo!、AOL(アメリカン・オンライン)、Lycos、MSN(マイクロソフト社)が、新参のディズニー(ウォルトディズニー社)などを加えて、激しい首位争いを展開してきた。(99年は首位争いがますます激しいものになってくるであろう)。

 日本のポータル戦線の現状(詳細は こちらを参照して下さい )を見る時、「ISISE(イサイズ)」が早晩アクセス数でも最大級のものに成長してくるのは間違いない事であろう。


〈2〉不動産業界に与える衝撃

◆まず情報量の多さに驚く!

 ところで、「ISIZE(イサイズ)」シーンの〈HOUSE/住まい〉を見ると、まず提供している情報量の多さに驚かされる。
 このシーンは、(1)住まいを買う、(2)住まいを借りる、(3)住まいを建てるの3つのコーナーで構成。詳細は次のようになっている。

(1)住まいを買う/「住宅情報」が情報を提供
新築分譲マンション、中古マンション、一戸建て、土地などの物件を簡単に検索することができる。
(a)売買物件(首都圏) (b)マイホームのお金 (c)住宅情報News (d)駅別住宅相場情報(首都圏) (e)不動産会社大辞典などのコーナーもある。

(2)住まいを借りる/「ふぉれんと」が情報を提供
賃貸マンション、賃貸アパート、賃貸、戸建ての物件を簡単に検索することができる。
(a)首都圏沿線別家賃相場表 (b)Howto賃貸などのコーナーもある。

(3)住まいを建てる/「HOUSING」が情報を提供
住宅メーカーの商品を多数紹介し、カタログ請求もできるなど、家作りに役立つ情報を提供。
(a)注目のハウジングメーカー (b)住宅設備の情報 (c)無料設計相談などのコーナーもある。

◆営業促進の大きな武器に

 こうした大仕掛けで、住まいに関するあらゆる情報を1カ所に集めて提供するのは、住宅・不動産業界では初めての試みであり、各社にとってはホームページで営業を促進する大きな武器になってくるだろう。
 住宅・不動産業の各社では、「ISIZE(イサイズ)」オープンの第1週に早くも三井不動産、野村不動産、総合地所などがバナー広告の展開を開始した。
 また、〈住まいを買う〉のコーナーからは、首都圏では約100社の不動産業会社へのリンクが張られている。


〈3〉住宅産業に与える衝撃

◆現在の利用メーカーは24社!

 「ISIZE(イサイズ)」シーンの〈HOUSE/住まい〉のうち、〈住まいを建てる〉のコーナーが、住宅産業の営業促進に与える影響も大きいものになってくるだろう。
 このコーナーでは、住宅メーカー各社の主力商品を多数紹介し、商品別にカタログ請求ができるようになっている。現在、ここに情報を公開しているのは次の24社だ。

(1)旭化成(ヘーベルハウス) (2)旭化成(集合住宅、4階住宅) (3)旭化成スクラムハウス (4)(株)ア・ボディサノハル (5)岩谷産業グループ/イワタニハウス (6)内田建設 (7)エヌケーホーム(株) (8)カスタムハウジング(株) (9)(株)サラサホーム (10)(株)シェルター/KESシステム本部 (11)GLホーム (12)住友不動産ホーム(株) (13)スミリンツーバイフォー(株) (14)(株)藤和 (15)ナカジマホーム(株) (16)ナショナル住宅産業(株) (17)日本電建 (18)ノースウエストホーム (19)ノースプランホーム (20)野村ホーム(株) (21)ハイブリットソーラー協会 (22)(株)フロンヴィルホーム千葉 (23)(株)ユニバーサルホーム (24)夢職人

◆メールでの無料設計相談が実現

 〈住まいを建てる〉コーナーが、メーカー各社の営業促進に大きな威力を発揮すると思われるのは、上記の各社が「無料設計相談」を画面上で展開している事だ。
 この「無料設計相談」はユーザーが希望の間取りをメーカーのボックスからメールで送ると設計相談ができるというもので、流れは次の様な順序で進んでいく。
 (1)ユーザーは希望のメーカー社名のボックスを選択して、相談シートに必要な事項を書き込んでメールで送信。
 (2)より正確な設計相談を受けるためには、敷地形状を記入したシートを画面からプリントし、FAXで送信。

 住宅メーカー各社が現物の住宅展示場に変わる営業促進策を模索する中で、このコーナー自体が、“壮大な新しい住宅展示場”の機能を果たそうとしているのである。


〈4〉マイページでユーザーを囲い込みへ

◆ホームページに最新情報が届く!

 リクルートの「ISIZE(イサイズ)」では、もう1つ大きな仕掛けをしている。
 それは、17分野にわたる情報シーンのうち現在、TRAVELS、HOUSE、MONEY、CARLIFE、MARRIAGEL IFEの5分野について、“マイ、イサイズしよう”という呼びかけで、「マイページ」の開設ができる事だ。
 ポータル戦争の最前線では現在、「パーソナライズ」の強化が情報サイト各社の課題になっており、「ISIZE(イサイズ)」では、この面でも一歩リードしようとしているように見える。

 ところで、〈HOUSE/住まい〉編にユーザーが開設できる「マイページ」は、「MY ISIZE HOUSE」というネーミングで、ここに登録すると、次のような機能が利用でき、住まい選びに役立つ情報を楽々と手に入れることができる。
 もちろん、登録・利用は無料。

 (1)検索結果お知らせサービス
 希望する住まいの条件を登録しておくと、毎週最新の情報が届く(情報更新が月間の地域もある)。

 (2)スクラップサービス
 気に入った物件を自分のページに保存。これで最新の情報と過去の情報との比較検討が簡単にできる。

 (3)問い合せ履歴管理サービス
 不動産会社に問い合せた記録が残せる。どの物件をどの会社に問い合せたかも一目瞭然。

 (4)新着情報お知らせサービス
 〈ISEIZE HOUSE〉からのお知らせや不動産会社からのお知らせなど住まい探しのお役立ち情報が届く。

◆今年は本格的な実用期に突入

 こうした「マイページ」の登場によって、住宅・不動産各社のインターネット(ホームページ)を利用した営業促進効果は、ホームページ開設の各社がメールでリクエストを受け付けて営業をかけるという時期から新しい段階に入ろうとしているのだ。

 インターネットをめぐる改革・革新の波は速い。カレンダーの1年がインターネットの上では3カ月で進むと言われている。
 99年は、住宅・不動産業にとって、インターネット(ホームページ)を営業促進面で実用化する本格的な時期に入ったと考えるだろう。


リクルート/「ISIZE(イサイズ)」の情報ジャンルシーン

イサイズシーン 提供する情報のジャンル
TRAVEL/旅・レジャー 海外も国内も旅行検索はこれで一発。予約・問い合わせや現地情報も充実。
HOUSE/住まい 家を買うとき・建てるとき、部屋を探す時など、住環境に関するニーズに答えます。
MONEY/お金 ビックバンに乗り遅れないための金融総合サイト。初心者でもわかりやすく安心。
CAR LIFE/車 中古車・新車(国内・輸入車)・カー用品情報満載!ジャストな1台を見つけます。
MARRIAGE LIFE/結婚・育児 結婚準備から新生活までの情報満載!相性診断も披露宴会場探がしも万全。
STUDY/進学・スキル・資格 高校生のための進学情報、学生・社会人のためのスクール情報が充実。
WORK/仕事 アルバイト・就職・転職・独立まで。仕事情報満載。あなたにピッタリの仕事を探そう。
BOOK/本 欲しい本が探がせて、見つけて、その場で買える!安く、早い配達にも注目です。
MUSIC/音楽 ジャンル別オススメCDが探がせて、買える。アーティスト関連ホームページも紹介。
MOVIE/映画 最新映画・ビデオ情報が全てわかる。予告編やインタビュー、メイキングも公開!
GAME/ゲーム このゲームが凄い!がわかる、豊富なデーターベース誕生!新作ソフトチェックも。
COMPUTER/コンピュータ ハードもソフトもお得なプライスで購入できる。ビギナー向けサポートも万全!
GOURMET/飲食 日本最大級の飲食店検索サービス!あなたのこだわり条件でお好みのお店が探せます。
FASHION/ファッション ファッション情報満載。一流ブランド商品やディスカウント商品の購入も可能!
SPORTS/スポーツ スポーツグッズ、業界関連のニュースからスポーツに関するコラム、お勧めサイト紹介
USER COLUMN/ユーザーコラム さまざまなコラムを日替わり掲載。あなたが、書くこともできます。
JAMAR/じゃマール あなたが使える掲示板。買いたい、売りたい、出会いたい。あなたの希望がかなうかも。

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 特集〈3〉/ポータル戦争が住宅・不動産業に与える影響 

 リクルートの暮らし情報マッチングサービス「ISIZE(イサイズ)」のイサイズシーンによる〈HOUSE/住まい〉や不動産流通経営協会(FRK)とヤフー(株)の提携によって実現した「Yahoo!不動産」の展開などにみられるように、インターネットのポータル戦争が今後の住宅・不動産業界に与える影響は大きい。

 ここでは、情報サイト各社のポータルぺージ強化策と新しい展開などを見ていくが、住宅・不動産業界の人たちにとって耳慣れない言葉であるポータルとはそもそも何なのだろうか。
 入門ガイドをしておこう。

 <ポータル戦争/今後どうなるか> 

ポータルは情報探しの入り口だ!/情報サイト各社が強化

〈1〉ポータルとはそもそも何なのだろう
〈2〉ユーザーの囲い込み競争が激化
〈3〉住宅・不動産業の営業を大きく促進


〈1〉ポータルとはそもそも何なのだろう

◆リンクの拠点となるポータル

「ポータル」=Portalとは、もともと玄関・入り口という意味。それが、転じてサイバービジネスの世界では、ユーザーがインターネットを利用(ホームページの閲覧や欲しい情報を検索)する際の入り口、または拠点として利用する場所(ウェブ)を指すようになっている。

 そして、このポータルサイトには、ニュースや株価、天気予報といった日常的な情報やユーザーのメールボックスなど、インターネットを利用する上で便利なユーティリティ的な機能やコンテンツ(纏めて整理された情報)が1カ所に集められているのだ。
 ユーザーは、ここで自分宛てのメールを確認したり、興味のある分野のニュースや今日の運勢などをチェックし、それから無数のWWWサイト(ホームページ)へとリンクで散らばっていく。

◆強化されてきた情報サービス

 このように、ポータルサイトはインターネットへの強力な入り口となり、様々なサービスを提供することでユーザーの囲い込みができるために、情報サイト各社による熾烈なポータル戦争が98年秋から今年にかけて進行しているのである。
 と言っても、インターネットに日頃親しんでいない人たちにとっては情報サイトの名前すら浮かんで来ないかも知れないので、何社かを系統別に見ておこう。

●プロバイダー系/AOL(アメリカン・オンライン)、NTT DIRECTORY、CSJ INDEX

●ブラウザー系/Microsoft(マイクロソフト)、Netscape(ネットスケープ)

●サーチエンジン系/Yahoo!(ヤフー Yahoo!JAPAN)、Excite(エクサイトExcite Japan)、Lycos(ライコスLycos Japan)、Infoseek(インフォシーク)、TITAN、goo、NETPLAZA、Hole-in-One、AltaVista、フレッシュアイ、Infonavigator

●その他/ディズニー

 こうしたポータルサイトが持つサービスの諸機能や住宅・不動産情報へのアクセス経路は、別表1(諸機能 こちらを参照して下さい)、別表2(アクセス経路 こちらを参照して下さい)のようにまとめられる。


〈2〉ユーザーの囲い込み競争が激化

◆分野別に情報コーナーを強化

 ところで、ポータル戦争の局面は現在、ユーザーを自分たちのサイトに囲い込むための手段の開拓に入ってきている。
 その1つが、「コンテンツぺージ」(ヤフー)、「シーン」(リクルート)、「ディレクトリー」(Excite Japan)、「チャネル」(goo)あるいは「チャンネル」(Infoseek)、「トピック」(フレッシュアイ)などと呼ばれている分野別情報コーナーの新開設と充実だ。

 この分野別情報コーナーに、不動産売買物件情報の提供をFRKから受けて実現したのがヤフー(株)の「Yahoo!不動産」であり、以前から充実させてきた「住宅情報 onthe NET」や「ふぉれんとらくらく部屋探し」の物件情報を新設した「ISIZE(イサイズ)」シーンの〈HOUSE/住まい〉にまとめてユーザーの便宜を一段と向上させたのが(株)リクルートである。

◆パーソナライズ化も進む

 もう1つの動きとして注目されるのが、パーソナライズ(個人によって情報を集めやすいように改造)されたスタートページの開設である。
 代表的な例としてエキサイトとライコスのページを覗いてみると、ニュースや天気予報、株価、テレビ番組表、星占い、スポーツの試合結果などを、個人の好みに合わせて設定できるようになっている。

 こうしたパーソナライズの狙いは、魅力ある情報コーナー取り込めるようにして、情報サイト各社の「ポータル」をwwwにアクセスする時のスタートページに設定してもらうことだ。
 ヤフー(株)も、早くから「マイ・ヤフー」というサービスを導入しており、エキサイトによると「マイ・エキサイト・チャンネル」の提供を開始してから、このコーナーを利用するユーザーの訪問回数は、一般ユーザーの5倍にもなっていると言う。


ポータルサイトの機能装備状況(富士通総研による)

  ヤフー! エキサイト ライコス インフォ
シーク
ALO マイクロ
ソフト
ネット
スケープ
コネクティビリティ
(インターネット接続)
98年3月
開 始
計画中 計画中 計画中 1,200万人
MSN
×
アクセシビリティ
(ブラウザ)
× × × × ×
ナビゲーション
(サーチエンジン)
(ディレクトリ)
アルタビスタ
と提携
 

×
 

 

×
エキサイト
と提携
 
開発中
エキサイト
等と提携
コミュニケーション
(電子メール)
(インスタントメッセージ)
 

 

 

×
 
×
 
www上ベータ版
 

 

コミュニティ
(個人ホームページ)
(チャット)
 

 
×
 

 

 

 
 
 
×
△技術テーマのみ
パーソナライゼーション × △ニュースのみ × ×
コンテンツ


〈3〉住宅・不動産業の営業を大きく促進

◆アクセスを稼ぐ有力な武器に

 それでは、こうした「ポータル」ぺージや「パーソナライズ」(両方とも、自分の欲しい情報を探してくれるサーチエンジンやディレクトリーへの近道)は、不動産業(あるいは住宅産業)の営業をどのようにバックアップしてくれるのだろうか。
 ここではまず、ホームページに対する認識を大きく変えていかなけらばならないだろう。
 これまではと言っても、実は98年の春先あるいは97年の秋口ごろまでだったのかもしれないが、その頃までのホームページは企業単独の開設でもある程度のアクセス数を稼ぐことができた。まだページ数が少なく、若干のもの珍しさが残っていたからである。

 しかし、98年夏〜秋以降は住宅・不動産業界のホームページだけでも3,500〜4,000件にのぼる中で、企業単独のページは、開設しても世間から無視されてしまう。
 99年には、住宅・不動産業界のホームページが5,000〜6,000件にのぼってくる見通しの中でアクセスを稼ぐ方法として登場してきたのが、実は「ポータル」ぺージや「パーソナライズ」なのだ。

◆本格的な対応を急ごう

 そこで、情報サイト各社が用意しているアクセスを稼ぐ方法のいくつか見て行くことにしよう。

●Excite Japan
 国内のホットなウェブサイトを集め16項目に分類したExcite Directoryに、「車」、「アート」、「教育」、「ゲーム」などに次いで、「不動産」の新ディレクトリーが登場!
 Real Estate Directory(カッコ内は掲載情報件数)は、新築・リフォーム(39)、住み替え・引っ越し(74)、全般(6)、よろず相談(2)などのサブカテゴリーに分類。

●Infoseek Japan
 ディレクトリー形式でお勧めのウェブサイトを紹介している「infoseekトピックス」へのリンクリクエスト受付開始!  今回のトピックステーマ(99年1月20日まで募集)は、「トラベル」と「住まい」。
 「住まい」では、不動産業、建設、建築、物件情報、マイホーム、引っ越し、インテリア、DIY・ガーデニング、家のメンテナンスなどの不動産、住まい、建築関連サイトまでを募集している。

 ホームページで営業を促進するためには、まずアクセスを稼ぐことが必要であり、今後はこうしたディレクトリーなどを活用して行くことが重要になってくるだろう。


主なポータルサイトの不動産情報へのアクセス経路

ポータルサイト 住宅・不動産情報へのアクセス
Yahoo!JAPAN http://www.yahoo.co.jp/
Yahoo!不動産情報 → 全国主要都市、約2,600の物件情報。
Yahoo!不動産情報サービス開始!
全国主要都市の約2万6,000件のマンション、一戸建て、土地の売買情報を日次更新で提供。
地域ごとのカテゴリ検索を採用し、隣接地域や新築・仲介の切り替えも素早く簡単に行える。
不動産関連ニュースも提供。
NTT DRECTORY http://navi.ntt.co.jp/
企業(団体)・求人情報 → 企業紹介(24,370件)→ 不動産(1,229件)
企業ホームページ → 業種別ジャンル検索 → 金融・保険・証券・不動産(783件)
Excite Japan http://jp.excite.com/
新ディレクトリー登場! 車、アート、教育、ゲーム、不動産(NEW)
Excite Directory → 国内のホットなウェブサイトを集め16項目に分類したExcite Directory。
これまでにない新しいナビゲーションで使いやすいものに。
全てのウェブサイトにエディターのレビューが付いている。
Real Estate(NEW) → Real Estate Directory
CSJ INDEX http://www.csj.co.jp/csjindex/
ビジネス → 企業情報 → 建設・不動産
Infoseek Japan http://japan.infoseek.com/
infoseekチャンネル → マネー/株式投資、為替、投資信託、生保、損保、不動産 → 不動産
Hole-in-one http://hole-in-one.com/hio/
ホールインワンカテゴリー検索 → ビジネス企業 → 建設・不動産

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